世界最小サイズの発光酵素picALuc®の開発に成功 ライフサイエンス分野・創薬分野の基礎研究や診断・検査薬に
要点 実用レベルで世界最小サイズ(13 kDa)の発光酵素picALuc®を開発 高い発光活性をもつ既存の発光酵素と同等の活性を実現 BRETベースアッセイにおいても有効な結果が得られ、今後、多様な分野での有用なツールとしての利用を期待 概要 東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系の古田忠臣助教、科学技術創成研究院...
View Articleニューノーマルの働き方や健康管理の実証実験を始動 超スマート社会推進コンソーシアムスマートワークプレース教育研究フィールドにおける産学連携
東京工業大学は、三菱地所株式会社、Tokyo Marunouchi Innovation Platform、アズビル株式会社、株式会社イトーキ、三菱電機株式会社らと、労働者のウェルネスの実現を目的とし、超スマート社会推進コンソーシアム*...
View Article統合核燃料サイクルシミュレーター「NMB4.0」の無償提供を開始...
要点 低炭素社会を実現し、変化する国際情勢に対応するための原子力エネルギーシステム開発の戦略立案には、エネルギー需給予測、新技術の導入効果、廃棄物量などの定量的な評価が不可欠。 東京工業大学ゼロカーボンエネルギー研究所と日本原子力研究開発機構が高速、汎用、柔軟な核燃料サイクルシミュレーター「NMB4.0」の開発に成功。...
View Articleドローン搭載5.7 GHz帯無線機で4K生映像の5 km伝送に成功
概要 東京工業大学 工学院 電気電子系 阪口啓教授らの研究グループは、株式会社光電製作所 開発部、工学院大学 工学部 機械システム工学科 羽田靖史准教授ら研究グループと3機関共同研究で取り組んでいる総務省委託研究「5.7 GHz帯における高効率周波数利用技術の研究開発」におけるフィールド実験において、高度約100 mで飛行するドローンから送出した4K(2160/60p)生映像の5...
View Articleナノ空間を有するプルシアンブルーを使って白金族元素を高効率に回収 高レベル放射性廃液ガラス固化プロセス・希少金属リサイクル応用に期待
要点 サブナノ空間を有するジャングルジム型構造を有するプルシアンブルー(PB)が、骨格を構成する鉄イオンと置換することで、白金族元素を高効率に収着する。 高レベル放射性廃棄ガラス固化プロセスおよび希少金属のリサイクルプロセスへの応用が期待できる。 概要 国立大学法人東京工業大学 科学技術創成研究院の渡邊真太研究員、同...
View Articleニホンオオカミの起源を解明
要点 かつて日本列島に生息していた3万5000年前の巨大なオオカミと5000年前のニホンオオカミの化石から古代DNA解析に成功 巨大なオオカミは古くに分岐した更新世オオカミ系統の一つであることが判明 ニホンオオカミは巨大な更新世オオカミの系統と後から日本列島に入ってきたオオカミ系統の交雑により成立したことが明らかに 概要...
View Article機械学習の進化が、「レンズ」というカメラの当たり前を覆す 次世代イメージセンシング・ソリューション開発を加速
要点 最先端機械学習モデル「Vision Transformer」に基づく、新たなレンズレスカメラの画像再構成手法を提案 提案した画像処理技術は高速に高品質な画像を生成できることを実証 小型・低コストかつ高機能であるため、IoT向け画像センシング等への活用に期待 概要 東京工業大学 工学院 情報通信系の潘秀曦(Pan Xiuxi)大学院生(博士後期課程3年)、陈啸(Chen...
View Article鉄さびの主成分を使って二酸化炭素を再資源化 多存物質を活用した人工光合成の実現に期待
要点 鉄さびの主成分であるα型酸水酸化鉄からなる新しい固体触媒を開発 可視光をエネルギー源として、CO2を水素のキャリア物質であるギ酸へ変換 世界最高のCO2還元選択率でギ酸を得る初の鉄系固体触媒を実現 概要 東京工業大学 理学院...
View Article貼り付けるだけ!柔らかく伸びる光センサシートを開発 多様な環境の水質を高度に可視化
要点 サンプル非採取、ラベルフリー、かつ外部光源不要なシート型非破壊液質計測手法を確立 高感度・広帯域な光センサを搭載したストレッチャブルシートデバイスにより、多種形状の配管への貼り付けを実現 センサシートは配管亀裂や配管内液体の濃度・温度・粘性・流れる位置を簡便に可視化できるため、将来、ユーザーフレンドリーな配管環境計測システムの実現に貢献 概要 中央大学 理工学部の河野行雄教授(東京工業大学...
View Article「量子コンピューティング研究拠点」を設置 中長期的な視野で基礎理論研究を推進
東京工業大学は、国際先駆研究機構内に量子コンピューティングの基礎理論の研究を推進する「量子コンピューティング研究拠点」を4月1日に設置しました。 本拠点では、量子ゲート方式および量子アニーリング方式の量子コンピューティングに関わる基礎理論の研究を中長期的な視野に立って強力に推進するとともに、社会人を対象とした量子コンピューティングの基礎理論講座を開講し、社会に貢献していきます。 拠点概要 名称...
View Article世界最高性能のスピントロニクス界面マルチフェロイク構造を実証 スピントロニクスデバイスの電圧情報書き込み技術へ新たな道
要点 強磁性体(磁石)[用語1]と圧電体[用語2]の接合構造(界面マルチフェロイク構造[用語3])において、スピントロニクス界面マルチフェロイク材料の世界最高性能を達成。 電界印加による磁化方向の繰り返しスイッチングを実証。...
View Article給電せずに電気化学反応を駆動 環境にやさしい手法として期待、極限環境での利用も
要点 電解液の送液により生じるエネルギーを利用して駆動する電気化学反応(以下、電解反応)手法を開発 環境にやさしい電解反応法を用いて、電解重合の実証に成功 極限環境などでも利用できる電解反応技術として期待 概要 東京工業大学 物質理工学院...
View ArticleCO2の資源化反応を創出 太陽光パネル製造工程での廃棄シリコンを有効活用
要点 CO2からギ酸・メタノール等の触媒的合成に成功 太陽光パネル製造工程で排出されるシリコンを還元剤として活用 CO2の有効活用と太陽光パネルリサイクルの同時実現に期待 概要 東京工業大学 物質理工学院 応用化学系の本倉健特定教授(兼務:横浜国立大学 大学院工学研究院...
View Article液体燃料を高分子ゲルに含有する安全な貯蔵法を実現
要点 液体燃料を高分子ゲルに含有する方法を確立した 常温常圧下においては15倍以上、蒸発速度が遅くなる 液滴燃焼と同じような燃焼特性を有する 概要 芝浦工業大学(東京都港区/学長 山田純)工学部機械機能工学科・細矢直基教授、東京工業大学(東京都目黒区/学長...
View Article10兆分の1秒以下のコマ撮りが可能な電子線分子動画撮影装置の開発に成功 光が駆動する20兆分の1秒の結晶変化を観測
要点 新たなパルス電子線発生技術により、光励起で起きる10兆分の1秒(100フェムト秒)以下の変化を観測するテーブルトップサイズ装置を世界で初めて開発 典型的半導体材料である単結晶Siの20兆分の1秒(50フェムト秒)程度の原子の動きを初めて観測することに成功 小型で試料損傷がほとんどないため、光メモリー、光エネルギー変換材料など幅広い材料開拓への貢献を期待 概要 東京工業大学 理学院...
View Article液滴の分裂によって、がんの可能性の有無を示す「DNA液滴コンピュータ」の開発に成功 病気の早期発見・薬物送達への貢献に期待
要点 形成したDNA 液滴の分裂現象を利用して、がんバイオマーカーmiRNAを検出するDNA液滴コンピュータの開発に成功 DNA液滴に感知機能と論理計算機能を導入することで、乳がんの可能性を示すmiRNAの組み合わせを認識する液滴技術を実現 バイオマーカーを検出するツールの多様化や、病気の早期発見・薬物送達、人工細胞や自律型分子ロボット分野への貢献に期待 概要 東京工業大学 情報理工学院...
View Articleオーディン古細菌からチューブリンタンパク質を発見 真核生物の微小管の進化を解き明かす
要点 アスガルド上門に属するオーディン古細菌から、真核生物の微小管を形成するチューブリンタンパク質によく似た「オーディンチューブリン」を発見 オーディンチューブリンの構造解析により、GTP加水分解の詳細なメカニズムを初めて解明 重合したオーディンチューブリンが、真核生物の微小管よりも原核生物のFtsZの構造に類似したリング構造を形成することを確認 概要 東京工業大学...
View Article5GおよびBeyond 5Gの基地局に向けた高効率ミリ波帯フェーズドアレイ無線機を開発...
要点 広帯域39 GHz帯のミリ波帯フェーズドアレイ無線機を開発 双方向性ドハティ型増幅回路と、素子間ばらつき補正技術により、高効率と高信号品質を両立するミリ波帯高集積半導体ICを実現 現行の5Gに加え次世代のBeyond 5Gの基地局への搭載を通じて、広帯域通信の実現と普及を加速 概要 東京工業大学 工学院 電気電子系の岡田健一教授と日本電気株式会社(NEC)は共同で、次世代のBeyond...
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