新型の酸化物イオン伝導体である新物質SrYbInO4を発見 ―燃料電池や酸素分離膜等の開発を加速―
要点 新物質SrYbInO4を発見、結晶構造の決定に成功 SrYbInO4が新構造型の純酸化物イオン伝導体[用語1]であることを発見 イオン伝導機構も解明 関連材料の開発およびエネルギー・環境分野への応用研究を加速 概要 東京工業大学 理学院...
View Article生命理工学院 生命理工オープンイノベーションハブ(LiHub)企画 第3回 LiHubフォーラム 「ゲノムがつなげる近未来社会」のご案内
国立大学法人東京工業大学生命理工学院は、生命科学と生命工学を広くカバーしている国内最大の学術組織である利点を活かして、同分野の最先端と社会・産業とを橋渡しする協創の場「生命理工オープンイノベーションハブ(LiHub)」を設立しました。 LiHubには、社会貢献度の高い分野テーマごとに複数の研究室が集結した11つのLiHubグループが立ち上がり、現在は特色を活かした産学連携を企画・展開中です。...
View Article11月の学内イベント情報
11月に本学が開催する、一般の方が参加可能な公開講座、シンポジウムなどをご案内いたします。 理工系学生能力発見・開発プロジェクト 第12回シンポジウム「宇宙エレベーターの実現可能性と未来への道」...
View Article分子のオルト-パラ核スピン異性体間の光学遷移の検出に成功
分子のオルト-パラ核スピン異性体間の光学遷移の検出に成功 ―オルト-パラ対称性の破れを直接定量― 要点 孤立状態にある分子のオルト-パラ異性体間の光学遷移の検出に初めて成功 観測からオルトとパラの混合状態の度合いを直接定量する手段を確立 オルト-パラ異性体間では自然発光による自発的緩和過程が存在しうる可能性がある 概要...
View Article植物の窒素欠乏耐性に必須な酵素を発見 ―新たなストレス耐性植物の開発に貢献―
要点 窒素は植物の生育における必須栄養素 植物の窒素欠乏ストレス耐性に寄与するリン脂質分解酵素を発見 リン脂質分解酵素がリン欠乏および窒素欠乏時にも重要であることが判明 概要 東京工業大学 生命理工学院の吉竹悠宇志大学院生(博士後期課程2年)、下嶋美恵准教授、円由香技術支援員、同 技術部...
View Article骨の再生メカニズムを解明 ―骨を作る細胞の源と前駆細胞の住処を発見―
要点 モデル動物であるゼブラフィッシュで骨を作る骨芽細胞の前駆細胞を発見 この前駆細胞は、骨が再生する時だけでなく、骨の維持にも関与 ヒトなどの脊椎動物でも共通した骨再生・新生の仕組みがある可能性 概要 東京工業大学...
View Articleマクロライド排出ポンプの結晶構造解析に成功
マクロライド排出ポンプの結晶構造解析に成功 ―マクロライド系抗生物質の排出、病原性因子の分泌機構解明に光― 要点 病原性細菌が持つ薬剤を排出するポンプの新しい構造が明らかになった マクロライド系薬剤排出の仕組みが分かることで、マクロライド耐性克服の可能性 病原性細菌が病原性の原因物質を分泌するためのポンプでもあり、その働きを抑制すれば病原菌の病原性を軽減できる可能性 概要...
View Article大面積の分子配向を一段階で光パターン形成 ―「動的光重合」技術を開発し多彩な配向パターンを実現―
要点 多彩な分子の配向パターンを一段階で形成できる新手法「動的光重合」を新たに開発 従来法に比べて、1万分の1ほどの微細化および光エネルギーの劇的な低減を実現 非平衡状態を材料設計・創製へ取り込んだ新たなコンセプトを提案 高精細フレキシブルディスプレーなどへの応用に期待 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院 化学生命科学研究所の宍戸厚教授、久野恭平大学院生、カナダ・マギル大学...
View Article合成途上のタンパク質が故意に合成を中断する現象を発見 ―細胞内の環境変化を感知する新たなしくみ―
要点 合成中のタンパク質がリボソームを不安定化して合成を終了することがある 負電荷を帯びたアミノ酸配列が連続するとリボソームが大小二つのユニットに解離してタンパク質合成を中断する 合成中断のしくみは、細胞内のマグネシウムイオン濃度の感知に使われている 概要...
View Article長寿命核分裂生成物を飛躍的に短寿命化する高速炉技術を利用した核変換システムを提案
長寿命核分裂生成物を飛躍的に短寿命化する高速炉技術を利用した核変換システムを提案 ―発電とともに将来世代の負担軽減と核不拡散に貢献― 要点 早期展開可能な長寿命放射性廃棄物処理用の小型高速炉技術を利用した核変換システム提案 寿命が長く遠い将来世代に負担となる核分裂生成物の大幅な短半減期化を実現可能 従来研究よりも広範な長寿命核分裂生成物を対象に高効率の核変換を実現可能...
View Articleありふれた物質でテラヘルツ波を可視光に変換 ―ナノ空間に閉じ込められた酸素イオンを振動させて発光―
要点 遠赤外線の一種であるテラヘルツ波を可視光に変換 石灰とアルミナのみで構成される結晶(C12A7)が波長変換の機能 ありふれた元素を使って有用な機能を創出(元素戦略) 概要...
View Article未利用光を利用可能な波長に変換する新しい材料プラットフォームを開発
未利用光を利用可能な波長に変換する新しい材料プラットフォームを開発 ―深共晶溶媒により多くの長所を実現したフォトン・アップコンバーター― 要点 近年注目を集める新しい流体「深共晶溶媒」を用いた光波長変換材料を開発 深共晶溶媒は安価・低環境負荷・難燃・難揮発で安全な“グリーン”液体 高いアップコンバージョン効率と様々な長所を同時に実現、応用実現に道 概要 東京工業大学 工学院...
View Article神経軸索が脳内に潜る深さを決める仕組みを解明 ―2遺伝子の活性と軸索投射の深度が比例―
要点 神経接続の新たな仕組みをショウジョウバエの視神経細胞で確認 2遺伝子は、軸索誘導ではなく脳内層での安定化に寄与 受容体型チロシン脱リン酸化酵素の新たな機能を発見 概要 東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系の羽毛田聡子研究員と鈴木崇之准教授の研究グループは、神経軸索[用語1]が脳内のどの深さの層に接続するのかを決定する仕組み(遺伝子プログラム)を解明しました。...
View Article東京工業大学 社会人アカデミー 開催講座「コーヒーの科学」
おいしい「コーヒー」はどのようにできあがるのか。 各種メディアでも話題のイグ・ノーベル賞受賞、廣瀬講師ほか7名の講師が、生産から焙煎・抽出の方法、さらには文化や健康などさまざまな観点から、初めての方にもわかりやすく解説します。 開催概要 日時 2018年1月20日、1月27日、2月3日、2月10日、2月17日(各回土曜日 10:30 - 16:10、2月17日のみ10:30 - 14:30) 会場...
View Article6期連続でスーパーコンピュータ「京」がGraph500で世界第1位を獲得
6期連続でスーパーコンピュータ「京」がGraph500で世界第1位を獲得―ビッグデータの処理で重要となるグラフ解析で最高レベルの評価― 概要...
View Article新たな発光材料の可能性を拓く「ナノコンポジット蛍光体」を開発 ―蛍光体探索の新たな道筋を示す―
株式会社小糸製作所(社長:三原弘志)は、東京工業大学(学長:三島良直)の細野秀雄教授の研究グループ、名古屋大学(総長:松尾清一)の澤博教授の研究グループとの共同研究の結果、空気中ですぐに潮解してしまうヨウ化カルシウムを用い、優れた耐久性と高い発光性能を持つ「ナノコンポジット[用語1]蛍光体」の開発に成功しました。...
View Article核分裂における原子核のさまざまな“ちぎれ方”を捉える ―放射性物質の毒性低減に貢献―
発表のポイント 核分裂は、原子核が変形して2つにちぎれる現象である。これまで原子核の中性子放出と“ちぎれ方”の詳細を知ることができなかった。本研究では、実験と理論を駆使して、これを初めて明らかにした。 原子核の中性子放出と“ちぎれ方”の解明により、核分裂に対する深い理解につながる。さらには核分裂を利用した放射性物質の毒性低減のための核変換技術への貢献が期待できる。 概要 国立研究開発法人...
View Article12月の学内イベント情報
12月に本学が開催する、一般の方が参加可能な公開講座、シンポジウムなどをご案内いたします。 CERI寄附公開講座「ゴム・プラスチックの安全、安心―身の回りから先端科学まで―」(2017年後期)...
View Article相同組換えのDNA鎖交換の素過程を世界で初めて解明
相同組換えのDNA鎖交換の素過程を世界で初めて解明 ―Rad51のDNA鎖交換反応は3ステップで進行する― 要点 相同組換えは遺伝子情報や遺伝子の多様性を生み出すのに重要 相同組換えはDNA修復においても必須 Rad51によるDNA鎖交換反応をリアルタイムに観察する手法を開発 がん化に関わるRad51の様々な補助因子の役割を解明できる可能性がある 概要 東京工業大学...
View Article博士学生・ポスドクを求める企業34社が集結「ドクターズキャリアフォーラム2017」開催
12月15日(金)、博士人材(博士後期課程学生とポスドク)対象の「ドクターズキャリアフォーラム(DCF)」がTTFにて開催されます。 博士人材専門のキャリアイベントとしては国内最大級となったこのイベントに、今年度も34社が博士人材を求めて参加いたします。 博士人材の皆様が企業の人事・開発担当者と直接交流し、各企業の情報や博士人材への期待等を知る貴重な場となっておりますので、奮ってご参加ください。...
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